メニューインスクール入学試験
先週、長女はついにメニューインスクールの入学試験を受けてきました。
世界的なヴァイオリニスト、ユーディー・メニューイン設立の音楽学校は、
世界中から集まった生徒(8歳から18歳、楽器はピアノと弦楽器のみ)が、
全校合わせてもたったの60人という小さな特別校です。なので、入学試験も特殊。
第1ステージ:CD/DVD審査、第2ステージ:演奏試験、第3ステージ:3日間寮生活体験入学
この3段階の入試を、個別に行います。
長女は、6歳からこの学校の先生に習っているので、いつかは自然の流れでここを受けることになるかも、
ということを漠然と考えたりはしていましたが・・・
何しろ、特殊な学校です!!
音楽家の私たちにとっては、その良い面も悪い面も承知の上で、ベストなタイミングを見計らっていました。
本音を言えば、少しまだ早いと思ったのですが、引っ越しまでしてしまい(これは、次女の学校のこともあり)
この辺りで、長女にとって良い学校が他には見つかりそうになかったので、受験に踏み切りました。
ただし、寮生ではなく、通いの生徒として。(表向きは全寮制の学校ですが、例外も認められている・・・はず)
まだ9歳の長女に、寮生活をさせるつもりは全くないので・・・
そこのところをどう受け止められるか、また、先生の生徒の空き状況も大きく関わってくるので、
今年9月から行けるかどうかは分かりませんが、とりあえずは受けておこう!ということで、いざ出陣!
以下、私たちの覚書として 兼 万が一、興味のある方のため、の記録です。
長女は、先生に習っているため、第1ステージであるDVD審査はパス。
第2ステージの本試験に呼ばれました。
***
10:15am 受付
寮母のアシスタントに会い、学校生活についての説明、質問などを受ける
スクールナースに会って、持病、アレルギー、その他健康に関わる質問などを受ける (共に、両親と一緒)
11:00am オーディションのためのウォームアップ開始
11:30am オーディション
学校長、音楽主任、ヴァイオリンの主任(長女の先生)の3人が審査員
私は外に出されたが、特別に伴奏を許された夫は、中に入って伴奏し、曲が終わったら退出。
試験曲演奏 (対照的な2曲を用意)
長女は、Corelli (Leonard): La Follia と Sarasate: Introduction&Tarantella を弾きました。
その後、ピアノ演奏、初見、インタビューが行われたらしい。
12:00pm 学校長とのインタビュー (両親も一緒)
12:30pm ランチ (ダイニングルームで、生徒&先生たちと)
1:15pm 楽典、聴音の試験
リズム叩き、テンポ記号当て、復唱、音程の聴音、リズムの聴音、2声の下のパートを歌う、
新曲視唱、輪唱、簡単に曲を作って歌う、カデンツァを弾く・・・ こんな感じかな?
なんと、私たちも一緒に部屋に入れたのです。
で、もうヒヤヒヤ。。。 長女の答えを聴きながら、何度も夫と顔を見合わせ
「なんで~~???」 「えっ?」 「ガクっ。。。」 「はぁ。。。」 みたいな。(笑)
ま、あんまり家で教えてもいなかったし、さすがイギリス!!的な問題も多々あったのですが、
一応、音楽家の娘なのに、この出来??みたいな感じで、穴があったら入りたかったです、はい。
でも、「よくできました◎」と言われたので、よかったのでしょうか??(謎)
こんな感じで、おしまい。
音楽学校なので、音楽だけの入試ですが、学校に入るとイギリスのカリキュラムに則って
GCSE、Aレベルとやっていくので、普通の勉強+音楽をやることになります。
日本語の先生もいらっしゃるみたいです。
いやはや~、さすがの私も、これが終わった日には、どっと疲れが出てしまいましたが、
とりあえず、無事終わってよかったです。
あ、ちなみに指の怪我は治らず、この日も絆創膏付きで行きましたが、何も聞かれなかったそう。
まぁ、何があろうと、言い訳は通用しませんからね。
そしてなんと、次の日には、学校からメールが入って、次のステージである
「3日間学校で寮生活をしてみて、適性をみられる」 に、呼ばれました!!(ってことは、一応合格?!)
「2月半ばにはコンサートがあって、その1週間後から長期で日本に帰るんですけど~」なんて言ってみたら
本当に考慮してくれて、その日本に帰る直前の週の3日間、日にち指定で来たので、
今度は、長女一人で3日間住み込みです!!
わ~い、長女からしばしの間、解放されるわ~! って、喜んでる場合じゃなくて、
一人で3日間、大丈夫なんでしょうか??!!
そんなこんなで、すっかり気が抜けてしまいそうな週末でしたが、まだ次のコンサートが控えているので、
共演するオーケストラの指揮者との打ち合わせに行ったり、
そのオケがなんとKingston の Rose Theatre に来る!ということで、下見も兼ねて聴きに行ったり、
久々の友だちの家で、語り合ったり・・・なかなか充実した週末でした。
さぁて、また頑張りますかっ!
世界的なヴァイオリニスト、ユーディー・メニューイン設立の音楽学校は、
世界中から集まった生徒(8歳から18歳、楽器はピアノと弦楽器のみ)が、
全校合わせてもたったの60人という小さな特別校です。なので、入学試験も特殊。
第1ステージ:CD/DVD審査、第2ステージ:演奏試験、第3ステージ:3日間寮生活体験入学
この3段階の入試を、個別に行います。
長女は、6歳からこの学校の先生に習っているので、いつかは自然の流れでここを受けることになるかも、
ということを漠然と考えたりはしていましたが・・・
何しろ、特殊な学校です!!
音楽家の私たちにとっては、その良い面も悪い面も承知の上で、ベストなタイミングを見計らっていました。
本音を言えば、少しまだ早いと思ったのですが、引っ越しまでしてしまい(これは、次女の学校のこともあり)
この辺りで、長女にとって良い学校が他には見つかりそうになかったので、受験に踏み切りました。
ただし、寮生ではなく、通いの生徒として。(表向きは全寮制の学校ですが、例外も認められている・・・はず)
まだ9歳の長女に、寮生活をさせるつもりは全くないので・・・
そこのところをどう受け止められるか、また、先生の生徒の空き状況も大きく関わってくるので、
今年9月から行けるかどうかは分かりませんが、とりあえずは受けておこう!ということで、いざ出陣!
以下、私たちの覚書として 兼 万が一、興味のある方のため、の記録です。
長女は、先生に習っているため、第1ステージであるDVD審査はパス。
第2ステージの本試験に呼ばれました。
***
10:15am 受付
寮母のアシスタントに会い、学校生活についての説明、質問などを受ける
スクールナースに会って、持病、アレルギー、その他健康に関わる質問などを受ける (共に、両親と一緒)
11:00am オーディションのためのウォームアップ開始
11:30am オーディション
学校長、音楽主任、ヴァイオリンの主任(長女の先生)の3人が審査員
私は外に出されたが、特別に伴奏を許された夫は、中に入って伴奏し、曲が終わったら退出。
試験曲演奏 (対照的な2曲を用意)
長女は、Corelli (Leonard): La Follia と Sarasate: Introduction&Tarantella を弾きました。
その後、ピアノ演奏、初見、インタビューが行われたらしい。
12:00pm 学校長とのインタビュー (両親も一緒)
12:30pm ランチ (ダイニングルームで、生徒&先生たちと)
1:15pm 楽典、聴音の試験
リズム叩き、テンポ記号当て、復唱、音程の聴音、リズムの聴音、2声の下のパートを歌う、
新曲視唱、輪唱、簡単に曲を作って歌う、カデンツァを弾く・・・ こんな感じかな?
なんと、私たちも一緒に部屋に入れたのです。
で、もうヒヤヒヤ。。。 長女の答えを聴きながら、何度も夫と顔を見合わせ
「なんで~~???」 「えっ?」 「ガクっ。。。」 「はぁ。。。」 みたいな。(笑)
ま、あんまり家で教えてもいなかったし、さすがイギリス!!的な問題も多々あったのですが、
一応、音楽家の娘なのに、この出来??みたいな感じで、穴があったら入りたかったです、はい。
でも、「よくできました◎」と言われたので、よかったのでしょうか??(謎)
こんな感じで、おしまい。
音楽学校なので、音楽だけの入試ですが、学校に入るとイギリスのカリキュラムに則って
GCSE、Aレベルとやっていくので、普通の勉強+音楽をやることになります。
日本語の先生もいらっしゃるみたいです。
いやはや~、さすがの私も、これが終わった日には、どっと疲れが出てしまいましたが、
とりあえず、無事終わってよかったです。
あ、ちなみに指の怪我は治らず、この日も絆創膏付きで行きましたが、何も聞かれなかったそう。
まぁ、何があろうと、言い訳は通用しませんからね。
そしてなんと、次の日には、学校からメールが入って、次のステージである
「3日間学校で寮生活をしてみて、適性をみられる」 に、呼ばれました!!(ってことは、一応合格?!)
「2月半ばにはコンサートがあって、その1週間後から長期で日本に帰るんですけど~」なんて言ってみたら
本当に考慮してくれて、その日本に帰る直前の週の3日間、日にち指定で来たので、
今度は、長女一人で3日間住み込みです!!
わ~い、長女からしばしの間、解放されるわ~! って、喜んでる場合じゃなくて、
一人で3日間、大丈夫なんでしょうか??!!
そんなこんなで、すっかり気が抜けてしまいそうな週末でしたが、まだ次のコンサートが控えているので、
共演するオーケストラの指揮者との打ち合わせに行ったり、
そのオケがなんとKingston の Rose Theatre に来る!ということで、下見も兼ねて聴きに行ったり、
久々の友だちの家で、語り合ったり・・・なかなか充実した週末でした。
さぁて、また頑張りますかっ!
by yucalico
| 2012-01-30 04:40
| *おとのあるくらし*
ロンドン郊外に暮らす音楽一家の日常、レッスン、大好きなティータイム、旅行、ささやかな喜び・・・などを綴った音楽帳♪
by yucalico
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